●~2021 You & 愛♡ハートフルコンサートVol.6~
阪田知樹 ピアノリサイタル
稀有な知性から発する揺るぎ無い個性的演出、かつ優れたエンタテイメント性で聴衆を楽しませる堂々の阪田さんに最後まで惜しみない拍手鳴りやまず…。阪田さんの音楽への愛が最後の一音にまで浸透していました。
戸外での強風を暫し忘れ、深まる秋の日の午後、5年ぶり2回目となる阪田さんのコンサートとして「2021You&愛ハートフルコンサートVol.6」を皆様にお楽しみいただきました。
丁度5年前の2016年にはフランツ・リスト国際ピアノコンクール優勝、そして本年はエリザベート王妃国際音楽コンクール4位入賞、いずれの回もA PIACEREでのコンサート開催直前に素晴らしい栄冠を携えてのご登場となりました。
愛知(名古屋)を出生地とする阪田さんとは、SNSを通じてサロンオープン以来の特別なご縁をいただき、音楽の神様に深く感謝しております。
今回のテーマは「幻想曲」
前半はモーツァルト・シューマン、後半はショパン。それぞれの作曲家のテーマ曲を中心に構成されたプログラム。そして、ショパンを中心とするこだわりトークのあとにアンコールを1曲♪
個人的にはシューマンの魅力ある音が今でも耳に残っています。
作品毎に感動の嵐が吹きまくり、(私に限らず)お客様の中にはもう少し聴きたいな…と思われた方が沢山いらっしゃったかも…。
ですが、考えてみればやはり美味しい食事をいただく作法と同様に何事も腹八分にするのがベストかと改めて思い直したコンサートでした。
「コロナ禍ですのでサロンのお客様の健康に配慮した構成にしました…」と阪田さん。
スーパーニューデルタプラスによる第6波の感染再拡大を幻想?しての、先を見据えた勇気ある措置に主催者として大いに感謝したいと思います。
とても価値ある貴重なアンコールでした!!
さてお寄せいただきましたご感想の中から一部をご紹介します。
- 大好きなピアチェーレさんで、大好きな阪田さんの演奏を間近で聴けるという贅沢な時間を過ごしました。曲のダイナミクスに反応したかのように天窓からさす日差しが明るくなった瞬間があり、音と光のコラボレーションを楽しみました。久しぶりに有意義な休日となって大満足です。
- 世界三大コンクール4位入賞の指と音を間近で鑑賞。音が我が魂に響きます。そして、それぞれの作曲家が込めた想いが音色に沁み渡る感じが素晴らしい。
目の前にあるスタインウェイD274の中に潜り込んで溶けてしまいたい気持ちになりました。
- このような少人数でのピアノリサイタルをお聴きするのは初めてで阪田さんのピアノの音を自分の家で聴いているかのような不思議な体験ができて、また訪れたいと思っております。
- 大ホールとは違う音の温かさ・丸みを感じました。音の包まれ方・波動の押し寄せる感じも全く違う感じです。繊細に全身の細胞を震わす至福の時間でした。素晴らしかったです。
- 地元の豊田でこのような素敵な演奏が聴けてとても幸せです。ダイナミックで繊細で本当に素敵でした。ピアチェーレさんありがとうございます。
- こちらのサロンに伺うのは2回目ですが、阪田さんの素晴らしい演奏を全身で聴かせていただき感動で胸が一杯になりました。ホールとは違う体験ができ素晴らしい時間となりました。
- いつも素晴らしいコンサートの企画をしてくださりありがとうございます。ピアノもサロンもとても良く、アクセスも良いのでこれからも来たいと思います。
- シューマンの第三楽章、甘くて美しくて涙が出ました。ひよりちゃんのお出迎えとても嬉しかったです。
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一見真面目で物静かそうな阪田さん、終演後は控室にてお得意の音楽談議や文学・食事などの話題に花が咲き、オーナーにとって尽きることのない貴重な時間の連続でした。
とりわけ阪田流「ストレス解消法」…とても興味ありました。
本日もサロンにお集まりのすべての皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
尚、貴重なアンコール曲は J.S.バッハ/阪田知樹:アダージョBWV564 でした。
終演後、サロンの食事を快く召し上がり、完食された阪田さんの姿を拝見しながら…、
かの「おいしい給食」の甘利田先生を思い浮かべてしまったことは絶対に秘密です(笑)。
「シューベルト&メンデルスゾーン」構想完成時に再会できそうです。(私の勝手な妄想)
(オーナー拝)
-プログラム-
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