●【コロナ収束祈願トライアル公演
　～若手演奏家支援コンサートVol.4～】
　小川恭子・樋口一朗・森田啓佑　 トリオ リサイタル　
　～次代に煌めく極上の三重奏～

ヴァイオリンの小川恭子さん、ピアノの樋口一朗さん、チェロの森田啓佑さんによるトリオリサイタルが開催されました。

このホール始まって以来の厚みのあるリサイタルで、常にあたたかな音に包まれていました。若手演奏家らしい力強さや若々しさを感じましたし、3人の息がぴったりであることにも驚かされました。

いま、コロナ禍でなかなか明るいニュースがない日々ではありますが、こうした音楽の力や若手演奏家の皆さんの力強さから元気をいただくことができました。
(広報/元規)

来場者の皆さまより、数々のコメントをいただきました。その一部をご紹介します。

• 本日はありがとうございました。音楽とこのような形で接することが出来て、良かったと思っています。
  
• 今日は、楽しみにしておりました。生演奏は本当に久しぶりです。
• とても豪華だ！と思える良質な音に圧倒されたリサイタルでした。音だけではなく皆さんの人柄がとても伝わってきました。
• 2020年も残すところ僅かになりました。本日は豊田市のA PIACEREピアノサロンへ。 ここはスタインウェイD-274のピアノが至近距離で聴ける貴重なサロンです。
  濁りのない繊細で煌めく音…。
  コロナ疲れという言葉を聞きますがそんなのを吹き飛ばし、この1年を穏やかに振り返りながらトリオ演奏会を楽しみました。
  毎回このサロンにお邪魔すると、このままここに住みたい！と思うのでした（笑）
  澄み切った音と波動に囲まれて生活したいぃぃぃ。
  明日からまた月曜日そして年末、頑張りましょう♪
  
  

◆トリオを代表して小川さんからメッセージをいただきました。

この度は大変お世話になりました！

私達のような若手が、特にこのコロナ禍で演奏の機会をいただけるというのは大変貴重な事で、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

トリオメンバーみんな、今回のコンサートが決まってからずっと楽しみにしていて、もし中止になったら(仕方ないですが)悲しいねと度々話していたので、弾き終えた時の達成感も大きかったです。

滞在中バタバタとしていてしっかりお伝えできませんでしたが、開催へ向けてご尽力くださった吉田様、奥様、スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

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12月に入り新型コロナウイルス感染拡大の第三波が急速に押し寄せる中、オーナーとして万全な予防対策を図りながらも、お客様・演奏者・スタッフの安全安心をいかに確保するか思い悩みました。

マスク着用・検温・手指消毒・室内換気・除菌装置設置(光触媒・紫外線・オゾン)・加湿機設置・アクリル板設置・除菌シート等、考えられるすべてを準備して、目に見えぬウイルスとの戦い?に負けない作戦を遂行しつつ、2020年のトリを飾るに相応しいトリオの皆さんをお招きして…素敵なお客様とともに、豪華で贅沢なコンサートを堪能できたことを嬉しく思います。

サロンにお集まりのすべての皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

今日聴いた音楽が、明日を信じるあなたへの「エール」になれば最高です。

本年、身近な友人をなくしたオーナーにとって「偉大な芸術家の思い出に」はコロナ禍の2020年に相応しい忘れられない曲となりました。

荘重で美しいチェロの響きの中に彼との思い出を映しつつ、サロンの天井に無名の星を探すオーナーでした…。

(オーナー拝)

2020年12月20日（日曜日）14:00-