pianoman さんの日記
2022年8月7日 |
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連日35℃を超える猛暑が続く愛知県豊田市でしたが、8月7日は北海道ご出身の竹澤勇人さんをお迎えし、北の涼風を全身に浴びるかの如く、心地良いクールな午後のひと時を皆様にお楽しみいただきました。 今回のA PIACERE音楽物語「第98話」は、大きなホールでは敬遠されがちな希少なプログラムを竹澤さんにご用意していただき、今回はあえてショパンを排除したドイツ音楽を軸としたとても新鮮で味わいのある音の広がりを体感できたように思います。 若手演奏家、竹澤さんの渾身の演奏に、新たなクラシック音楽の芽生える予感に包まれることこの上ない贅沢サロンの8/7でした。
お寄せいただいたお客様の感想です。
〇若々しく、力みなぎる演奏とても感動しました。ラヴェルのワルツ、シューマンの夜曲
〇バッハのイギリス組曲は最初から響きが素晴らしく、神聖な気持ちになるとともにバッハの世界に引き込まれていきました。まるで教会で聴いてるようでした。
〇イギリス組曲のほかは初めて聴く曲でした。
〇今日のD274はよく鳴っていたなあと。小林さん以来な感じです(個人の感想です)。
〇クラシック初心者の私にとって4曲とも初めてお聴きする曲でしたが、どれも素晴らしかったです。
〇あまり普段聴かれない曲ばかりのプログラムで、特に後半の2曲は最近ほとんど聴かれませんが、40年ぐらい前には巨匠ピアニストがレパートリーに入れていたもので、久しぶりに充実した演奏を聴きました。地方公演でこういう演目をやるのは、演奏家も主催者もさぞ勇気の要った事でしょう。
私的に、巷ではほとんど演奏されることのないシューマンの夜曲Op.23が心に残ったことを記しておきます。とりわけ3曲目「夜の宴」には星が流れるような幻想的な旋律が組み込まれ、亡き人への想いが語られているような趣のある作品でした。 -----☆☆☆-----
不透明な時代を反映しているとはいえ、最近の社会的風潮として、名声を得た若手演奏家さんとのコミュニケーションがとても難しい時代となっているように思われる今、サロンからのオファーに気持良く応えてくださった竹澤さんには心より感謝しております。
日本におけるクラシック音楽の未来を明るくするためにも、竹澤さんのような演奏家さんが一人でも多く輩出されることを祈りつつ、本日ご来場のすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
※日本におけるクラシック音楽の未来を明るくする方法論…。
-プログラム-
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日時 | 2022年8月7日(日曜日)14:00- |
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演奏者 | 竹澤勇人 |
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● | プロフィール・当日の概要はこちら | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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夏本番、空が高く澄んでいる日はより一層音楽を聞きたくなりますね。秋の企画も徐々に公開しておりますので、ぜひご覧ください。
当サロンでは、演奏家さんと来場者の距離の近さを活かしたコンサートづくりを心がけてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
2022年の予定はこちら。
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