pianoman さんの日記
2022年7月10日 |
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今回は、特別企画として地元愛知県ご出身の若手演奏家さんからお二人を選出し、「ふるさと愛知音楽便from mizuki & yuki for you」をお届けいたしました。
吉岡瑞貴さんは豊田市ご出身、9月から海外短期留学生として渡欧され、今後のご活躍が期待されます。近藤由貴さんは刈谷市のご出身、国内外で輝かしい受賞を重ねられ当サロンでも2015年にリサイタルを開催させていただきました。YouTubeでもお馴染みの演奏家さんです。
ご当地出身演奏家さんのジョイントリサイタルはサロンとして初めての試みでした。
お客様から沢山の感想もいただきました。
◇吉岡さんの演奏とても素晴らしかったです。ダイナミックな演奏は鳥肌ものです。
◇とても素敵な演奏で、沢山感動しました。
◇吉岡さん 包み込まれるような演奏で心が洗われました。
◇吉岡さん、本日は演奏会おめでとうございます。「幻想ソナタ」の冒頭部アプローチがとても新鮮でロシアの大地で見るオーロラか流星を思い起こすことができ泪が出ました。
◇お聴きしたことのない曲もあり、とても興味深く聴かせていただきました。
◇今まで比較的大きな演奏会場で聴いていましたが、小サロンで聴くのは初めてで非常に満足しました。壁に跳ね返ってくる音ではなく、楽器から直接音が伝わってくることに感動しました。また来ます。
◇今日は余裕の2時間超え、 いつにもまして壮大なコンサートでした。 ジョイントは演奏者による 音色の違いがわかりやすいので、 また別な楽しみもあります。 吉岡さんのほっとされた表情がみれてよかった。MC中も終始緊張がつたわってきました。 お二人のさらなる活躍を期待します。
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キャリアの差・技術の差・作品解釈の差、等々、サロンにて生音を聴き比べてみることはお客様にとっても演奏家さんにとっても、ある意味とても大切なことであり、クラシック音楽の妙味でもあります。
現代に生きる演奏家さんが、異なった時代背景の中に生きた偉大な作曲家たちの作品を再現することの難しさは言うまでもありません。
単に楽譜の裏を読み解くだけでなく、その裏の裏に潜む彼らの生きた時代の深淵なる心理に触れなければ到底再現芸術としての演奏には結びつかないでしょう。
昨今の大国主義・過酷な気候変動・新型コロナウイルスがもたらした命の保証のない先行き不透明で混沌としたこの時代だからこそ、心に響く新しい「クラシック音楽文化」が、与えられた「鍵」を持つ、次代に生きる若手演奏家さんご自身から生まれてくることを切に願っています。
これにてA PIACERE音楽物語「第97話」完了です。
-プログラム-
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日時 | 2022年7月10日(日曜日)14:00- |
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演奏者 | 吉岡瑞貴&近藤由貴 |
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● | プロフィール・当日の概要はこちら | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
夏になりました。海や山も楽しいですが、室内でじっくり音を楽しむ時間も良いですね。
当サロンでは、演奏家さんと来場者の距離の近さを活かしたコンサートづくりを心がけてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
2022年の予定はこちら。
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